オタク用語辞典「大限界」は面白い?誰が作ったかと内容についても

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オタク用語辞典「大限界」面白い?使えない?口コミは?誰が作ったかと内容も

三省堂から今秋、オタク用語辞典「大限界」が発売予定です。

テレビなどでも紹介され、SNSでは今までにない辞書で面白い!気になる!と話題になっていますよね。

こんな数多くのオタク専門用語を辞書にするなんて、相当な労力がかかったはず…

一体誰が作ったのか、どのような経緯で書籍化されたのか、気になりますよね。

また、実際にどんな辞典内容になっているか、事前に知りたいですよね。

この記事では、オタク用語辞典「大限界」の口コミや誰が書いたのか、出版化までの経緯や内容についても紹介していきます。

目次

オタク用語辞典「大限界」面白い!使えない?口コミは

オタク用語辞典「大限界」は、新聞やテレビで紹介されていますが、どんな反応の人が多いのか、調査してみました。

「面白い!」「読んでみたい!」「気になる!」という好印象のコメントが非常に多かったです。

ただ、この辞典はゼミ学生が制作しているとのことで、クオリティがどうなのか、使えないのではないか?と気になる方もいますよね。

実はこの辞典、第一弾として、まだ書籍化が決まる前の2022年秋に、学園祭で販売されていました。

当時、A5判132ページ、821語収録と、かなりしっかりしたもので、辞典を手に入れた方からは「クオリティがすごい」とのコメントもありました。

今回はさらに収録語数も増え、三省堂が加筆修正もするとのことなので、非常に満足度の高い辞典になるのではないかと期待できますね!

オタク用語辞典「大限界」誰が書いた?名古屋短大の日本語ゼミがきっかけに

オタク用語辞典「大限界」は名古屋短期大学の現代教養学科、小出祥子准教授のゼミ学生12名が執筆しました。

日本語をテーマに卒論を仕上げるため、小出准教授は学生が卒論に取り組みやすいよう、それぞれが好きなアイドルや漫画のキャラクターの言葉をテーマとするようになったそうです。

その中で、オタク用語に興味を抱き、辞典にまとめることを思い付き、学生に呼びかけたところ、最初はゲームやアニメのオタクを自任する4人と、ファンを主張する3人が集まったとのこと。

自分達でオタク用語を収集し、本来の意味を調べた上で、オタクが使う時の定義を考え、わかりやすいように用例もつけたそうです。

約半年かけて821単語を収録した辞典は、2022年11月の学園祭で販売されました。

学園祭でも予約で完売になるほどの盛況ぶりだったようですよ!

そして新聞などの報道で、ゼミ生の取り組みを知った三省堂が、名古屋短大に辞典の取り寄せを依頼し、出版を目指すことになったそうです。

辞書出版大手の三省堂に目をつけられるとはすごいですよね!

また、書名の「大限界」は、日本初の近代辞書「言海」の増補改訂版「大言海」と、「痛々しさが許容範囲を超えたオタク」を指す「限界オタク」から名付けられたそうです。

オタク用語辞典「大限界」どんな内容?

オタク用語辞典「大限界」には、実際にどんな単語が収録されているのか、気になりますよね。

これまでにメディアで紹介されたものを、一部挙げてみました。

チョッコン:コンサート初日のこと。コンサートに韓国語の『チョ=初め』をつけて省略して使う

イルデ:K-POPアイドルが日本デビューすること

現場:ライブやイベントが開催される場所

実質無料:払った金額以上の満足感を得られること

転ぶ:今までの興味のなかった別の作品やグループ、キャラクターなどに興味が移ること

また、好きなアイドルやアーティストがいる方はよく使う「推し」「担当」

どちらも応援する対象のことですが、「推し」は崇拝に近い場合もあるのに対し、「担当」は育てる対象で時に教育的批判もすると、微妙なニュアンスの違いもあるそうです。

これまでなんとなく使っていたオタク用語も、そういう意味だったのか!と新しい発見があったり、パラパラとめくるだけで楽しい読み物になりそうですよね♪

オタク用語辞典「大限界」はどこで買えるのか、価格や収録語数などについては、こちらの記事を参考に↓

まとめ

オタク用語辞典「大限界」の口コミや誰が書いたのか、出版化までの経緯や内容について、紹介しました。

オタク用語辞典「大限界」は名古屋短大の日本語研究ゼミの学生12名によって制作されました。

2022年秋に学園祭で販売され、その活動が三省堂の目に留まり、今回の出版化に至ったそうです。

まだ発売前ですが、メディアで紹介される度に、SNSでは「面白そう!」「読んでみたい!」を話題になっています。

オタクはもちろん、オタクでない人にとっても、新ジャンルの楽しい辞典となりそうですね♪

編集:小出 祥子, 著:名古屋短期大学小出ゼミ(2022・2023年度生)
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