ブラックペアン2クラシック曲名は?誰が選定してるかも

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ブラックペアン2クラシック曲名は?誰が選定してるかも

TBSの日曜劇場「ブラックペアン2」。

2018年に放送された「ブラックペアン」の続編ですが、手術シーンがさらに印象的になっていますよね!

クラシックと手術が融合し、どこか美しさを感じてしまう人もいるのではないでしょうか?

そんな「ブラックペアン2」を象徴するクラシックを選定している人は誰なのか、曲名含めて調査しました。

この記事を読んでいる方は、下記のような疑問をお持ちではないでしょうか?

ブラックペアン2手術シーンクラシック音楽曲名は?
が選定している?
エンディング主題歌は?

この記事を読むことで以下のことがわかります

・「ブラックペアン2」手術シーンのクラシック音楽の曲名
・「ブラックペアン2」オペシーンのクラシック音楽を選定している人
・「ブラックペアン2」エンディング主題歌

目次

ブラックペアン2手術シーンのクラシック音楽の曲名は?

ドラマ「ブラックペアン」の続編としてスタートした「ブラックペアン2」。

今回、主演の二宮和也さんは世界的天才外科医の天城雪彦を演じています。

https://twitter.com/blackpean_tbs/status/1813154316557164611

そんな彼が患者の手術をするシーンですが・・・

続編の大きな特徴と言ってもいいでしょう!!クラシック音楽が流れているんです!

緊張感が漂うはずの手術シーンとクラシックの融合が、想像以上に美しく驚きませんでしたか?

ここでは、毎週流れているクラシック音楽の曲名を紹介していきます♪

1話

使用されたクラシック音楽⇒「24のカプリース」第24番

作曲家:パガニーニ(イタリアのバイオリニスト)

★「悪魔に魂を売った」と呼ばれた天才バイオリニスト

天城先生の「僕は悪魔だよ。神に愛された、ね」という強烈なセリフが飛び出した第1話。

同じ悪魔に掛けた選曲が凄いですよね!

2話

使用されたクラシック音楽⇒「悲愴」3楽章

作曲家:ベートーベン

★耳の疾患という苦難を乗り越え、新境地を開いた傑作と言われている作品です。

ベートーベンの名声を高めた曲と言われており、天城先生も名声を高めた回にだったから?と考察している人がいました。

他にも、天才が故の孤高を演出しているという意見もありましたよ!

3話

使用されたクラシック音楽⇒「死の舞踏」

作曲家サンサーンス

1872年フランスの詩人アンリ・カザリスの詩「死の舞踏」を基にして作られた歌曲

手術シーンで「死の舞踏」を流すのはどこか不気味ですが・・・

実際のシーンは天城先生と竹内涼真さん演じる世良先生が、音楽を奏でているような美しいものに仕上がっていました!

実は、「ブラックペアン2」のHPには以下の文言があります。

「手術じゃない。これは芸術だ。」

引用元:日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』

医療ドラマなので手術シーンがメインになりますが、「ブラックペアン2」はまた特別な気がします。

まさかの美しさに心を奪われ、自然と見入ってしまったという人がいるのではないでしょうか!

4話

使用されたクラシック音楽⇒ 「ラヴェル / ボレロ」

作曲家:モーリス・ラヴェル

バレエ演者のイダ・ルビンシュタインの依頼から始まった曲です。

スペイン人役のためのバレエ曲として制作されました。

ドラマ内では、ピアノとカホンの2人で構成されるインストゥルメンタルユニット、→Pia-no-jaC←の音源が使われています

4話に関しては、珍しく天城先生は手術に参加していませんでした。

というのも、維新大で開発した最新医療用AI・エルカノに従って、維新大の執刀医・野田先生が手術をすることに!

ただ、手術は完了したはずなのに心臓がVF(心室細動)を起こして患者が危ない状態になりました。

そこで、世良先生が急遽、手術をすることに!

世良先生はAIの指示ではなく、事前に練習した天城先生との手術手順を淡々と進めていきました

その姿やテンポ感が、クラシック版のピアノソロではなく、疾走感のあるボレロとしっかりマッチしていて思わずワクワクしましたよね♪

5話

使用されたクラシック音楽⇒ 「天国と地獄」

作曲家:ジャック・オッフェンバック

もともと「天国と地獄」は、曲名ではなくヨーロッパ生まれの音楽劇の一種である“オペレッタ”の作品名

舞台で演奏される場合、曲名は『”Galop Infernal”地獄のギャロップ』と表示されています。

★つまり、「天国と地獄」の作中で流れる曲の1つが有名になった背景がありますよ!

ちなみに5話で使われたのは、YouTubeチャンネルの登録者数が197万人の人気ピアニスト・まらしぃさんがアレンジしたものです。

「ちょっとつよい天国と地獄(Orpheus in the Underworld)」▼

https://twitter.com/marasy8/status/1820082795617956205

4話で世良先生が維新大の執刀医・野田先生の失敗をリカバリーするために執刀医を交代しました。

手術は成功したかのように思えましたが・・・

心臓からの出血が止まらなくなり、そこに合わられたのが二宮さん演じる天城先生です。

世良先生を助手にして、ダイレクト・アナストモーシスではないオペを始め、エルカノに新しい術式をインプットさせました。

患者の命が助かるかどうか緊張感漂うシーンでしたが、そんなことを忘れるくらい軽快に手術を終わらせた天城先生。

生々しい映像があるのに、クラシックが流れることで心をワクワクさせてくれる感覚がありませんでしたか?

毎週ストーリーはもちろんですが、音楽を楽しみに待ってしまうドラマはなかったですよね♪

6話

使用されたクラシック音楽⇒ 「チャルダッシュ(チャールダーシュ)」

作曲家:ヴィットーリオ・モンティ

バイオリンのために書かれた曲と言われている一方で、マンドリンのために書かれた曲という説もあります。

ハンガリー語で”酒場”を意味するチャールダが由来

★兵士が酒場で兵士募集のために踊り、農民たちの改作を経て徐々に広まりました。

19世紀にはヨーロッパ中で大流行となり、ウィーン宮廷は一時チャルダッシュ禁止の法律を公布しています。

6話で手術を受けた患者は、維新大の医師・早川先生でした。

早川先生は心臓の左冠動脈が瘤になっていて、ダイレクト・アナストモーシスが必要な状態

高階先生が天城先生に手術をお願いするも、手を痛めているので改善まで3日はかかると言われてしまいました。

けっきょく、早川先生は”エルカノ・ダーウィン”によるバイパス手術を受けることになり、高階先生が対応。

ただ、その夜に早川先生の容体が急変し、オペ室に運ぶも対応できる医師がいない状況でした。

一刻を争う状況に、看護師であるはずの猫田さんがオペをすることに!?・・・

猫田さんは過去に法を犯していたようで・・・
(★彼女の過去については、見逃し配信などで確認してみてください。)

「チャルダッシュ(チャールダーシュ)」は過去に法律で禁止されたことがあるので、そこと掛けて選曲されたと推測できます。

実は、看護師をしながら医学部に通い、医師国家試験に合格していた猫田さん。

手術室に現れた天城先生に見守られながらオペをしますが、アラートが鳴る事態に!

最終的には、天城先生・猫田先生・エルカノ・ダーウィンのコラボでダイレクト・アナストモーシスを実施し、早川先生の命を救うことができました♪

7話

使用されたクラシック音楽⇒「魔王」「威風堂々」

作曲家:フランツ・シューベルト(魔王)

中学校の教科書に掲載されている曲なので、知っている人・聞いたことがある!という人が多いでしょう。

ロマン派文学の詩人、ゲーテの詩から刺激を受けて生まれた音楽です。

魔王・子ども・父親という登場人物たちをドラマチックに描いてあります

子どもがいくら訴えても、父親には「魔王」が見えず、何もできない様子が伝わってくる楽曲です。

作曲家:エドワード・エルガー(威風堂々)

正式には「Pomp and Circumstance Marches No.1」と呼ばれていますよ!

作曲した背景としては、当時の英国の勢いや国民感情が大きく関与しており、自国の栄光を讃えるためと言われています。

7話の手術患者は、ウエスギモータースの会長でした。

しかし、会長の息子である現社長と経営面で対立しており、天城先生に「手術に失敗してほしい」と伝えます。
★高額な報酬と引き換えに!

オペ当日、天城先生が失敗するはずのないダイレクト・アナストモーシスをしている中・・・

ウエスギモータースの会長が突然、大量出血してしまいます。

この失敗を匂わせたシーンで「魔王」が流れたのですが、父親と子どもというストーリーがリンクしますよね!

大量出血の続きですが、AI・エルカノの遠隔操作を使って天城先生と共同でオペをしたのが佐伯教授。

実は、佐伯教授は全日本医学会会長選に会場にいて・・・

会長選の投票権を持つ人たちの前で見事に手術を成功させました

天城先生との共同オペシーンで流れた「威風堂々」。

手術の成功と会長選の勝利を宣言・確信させるほどの堂々たる姿が音楽とマッチしていました。

選曲とドラマ・クラシックの物語があまりにリンクしていて、視聴者の興奮が止まらない回でしたね♪

ちなみに、「魔王」を演奏していたのは、5話の「天国と地獄」をアレンジした“まらしぃ”さんです!

今回の「魔王」に関しては、ブラックペアン2のためにアレンジされています。

しかも、アレンジを依頼したのは主演の二宮さん!(詳細はこちら

https://twitter.com/marasy8/status/1827691872028139912

8話

使用されたクラシック音楽⇒「英雄ポロネーズ」

作曲家:ショパン

正式名称は、「ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53」。

この曲はポーランドの栄光をたたえており、ショパンの愛国心のあらわれと言われています。

8話は、いろんな疑問が1つに繋がった回でした。

ある理由で天城先生が倒れ、佐伯教授がエルカノと一緒にダイレクト・アナストモーシスでオペをすることになったのですが・・・

緑内障で視野が欠けている佐伯教授、複雑な手術など色んなことが重なり天城先生の命が危ないことになります。

しかし、そこでオペ室に現れたのが「ブラックペアン」の主人公、渡海先生です!!!

★一体どういうことなのかは、8話でしっかり描かれているので見て見てください♪

今回のオペシーンでは、何としてでも天城先生を助けたい佐伯教授の想いが曲のストーリーとリンクしていたように感じます。

曲のタイトルである「英雄」は佐伯教授なのか、渡海先生なのか・・・

9話の放送を楽しみに待ちましょう!

9話

天城先生の命は助かるのか・・・

視聴者のみなさんは、気になって仕方ない1週間を過ごしたのではないでしょうか?

そんな9話ですが、まさかのクラシックタイムがありませんでした

10話(最終回)

ブラックペアン2の最終話ですが、ある人の命は助かり、ある人とはお別れという切ない気持ちになる回でした。

そして気になるクラシックタイムですが、最終話ということもあってか盛り沢山!

使用されたクラシック音楽⇒「悲愴」「死の舞踏」「魔王」「ラ・カンパネラ」

「悲愴」▼

作曲家:ベートーヴェン

ベートーヴェンの3大ソナタと称えられる名作の1つです。

他2つは、「月光」・「熱情」。

「死の舞踏」は第3話、「魔王」は第7話、「ラ・カンパネラ」は第5話でも使われたので省略します。

最終話では、公開オペで天城先生が徳永さんという患者の手術をしていたのですが・・・

悪性高熱を発症し、とても危険な状態が続いていました。

それでも目の前の患者を救うために、最後まで小さな可能性にかけて手術をする天城先生はかっこよかったです!

この他にも、天城先生の手術シーン以外でクラシックタイムがありました!

使用されたクラシック音楽⇒「マゼッパ」「カプリース(奇想曲) 24番」
※「マゼッパ」は放送では『ちょっとつよいマゼッパ』byまらしぃさんの演奏でした!

「マゼッパ」について▼

作曲家:フランツ・リスト

複数の作品につけられている題名ですが、使われたのはピアノ作品『超絶技巧練習曲』。

この曲は高度な技術が必要な楽曲と言われています。

天城先生のダイレクトアナストモーシスも同じように高度な技術を持つ人しか成し得ないものなので、ぴったりな楽曲ですね!

「カプリース(奇想曲) 24番」について▼
※1話でも流れました。

作曲家:ニコロ・パガニーニ

イタリアの作曲家で、強烈な技巧が随所に盛り込まれた作品になっています。

ニコロ・パガニーニは、ヴァイオリンがとんでもなく上手でした!

その演奏技術に対して「悪魔に魂を売り渡した代償として手に入れたもの」と噂されたくらいです。

「神に愛された悪魔」と言っていた天城先生、前作の主人公「オペ室の悪魔」、渡海先生と悪魔が2人も登場するブラックペアンシリーズ

その最終回に改めてパガニーニを持ってくるのは、センスと愛を感じますね。

最終回の内容が想像と違っていたので、10話はあえてネタバレ要素は含まないで紹介しました。

ぜひ動画配信サービスなどでチェックしてください♪

ブラックペアン2オペシーンのクラシック音楽は誰が選定してる?

ドラマのシーンで流れるサウンドは、オリジナルで作るものが多い印象がありませんか?

ただ、「ブラックペアン2」ではすでに作成済みのクラシック音楽が使われています。

しかも手術シーン×クラシックというまさかの組み合わせ!

一体、誰のアイディアなのか!?

選定している人を調べてみると、疑問を解決してくれたのは「ブラックペアン2」の西浦正記監督でした。

ドラマを作っていく過程の中で、手術シーンでクラシックを使えないか提案したのは・・・

主演の二宮さんなのだそう!

ドラマを制作する中で、二宮さんから提案されて印象的だったことはありますか?

西浦:シーズン1では「誰かがオペを失敗して、それを渡海が助ける」という流れが名物になっていましたが、今回第1話のオペシーンでは誰かが失敗するのではなく、“ただ彼の技術が素晴らしくて、華麗である”ということを表現しなければいけなかった。

さてどうしようかと悩んでいたところ、彼から「新しい劇伴を作るのではなくて、もともとあるクラシックの曲を使えないか」と提案されました。

しかも、スタンダードナンバーではないけれど、どこかで聴いたことがあるような、ちょうどいいところを突いてくる。

「この人はクラシックにまで造詣があるのか」と思って驚きましたよね(笑)。

実際、オペシーンに織り交ぜて編集することで、軽やかかつドラマチックな映像に仕上がったと思います。

引用元:Real Sound映画部

二宮さんのセンスに脱帽ですね!

4話に関しては、二宮さんが手術に参加していなかったこともあり、選曲は監督がしたはずだと二宮さんがラジオで発言していました。

第4話に関して二宮は「今回は僕オペに参加していないので。4話は。だからちょっと新鮮といいますか」と口にし「平たく言うとオペに関わっていないので、4話に関してはクラシックも何が流れるか全然知らなくて。たぶん監督が選んでると思うんですけど。意外と見るのが楽しみ」と声を弾ませた。

引用元:modelpress
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ブラックペアン2エンディング主題歌は?

手術シーンのクラシック音楽も話題ですが、主題歌も最高な「ブラックペアン2」。

主題歌は・・・

シーズン1でも担当した小田和正さんの新曲、「その先にあるもの」です。

二宮さんの誕生日である6月17日に発表されました♪

今回の「ブラックペアン2」のために、書き下ろされた曲になっています。

コーラスには、松たか子さんと和田唱さん(TRICERATOPS)が参加しており、本当に豪華な1曲ですよね♪

主題歌に対する小田さんのコメントがこちら▼

小田はこの曲について「創作中程、言うべきことはこれと思いついて『生きて行くことは 明日へ向かうこと』と歌いました。

ドラマのテーマと少しでも重なってくれればと思っています」とコメントしている。

引用元:音楽ナタリー
メインアーティスト:小田 和正
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まとめ

ドラマ「ブラックペアン2」のクラシック音楽の曲名、選曲した人、主題歌を紹介しました。

ドラマを観ていると、天城先生がクラシックを奏でている気分になるくらい手の動きと音がマッチしています。

手術シーンという緊張感が嘘のような軽快さは、医療ドラマということを忘れるくらい爽やかです。

シーズン1とは違う魅力がある「ブラックペアン2」を、最後まで見てクラシックもマスターしましょう♪

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