となりのナースエイドのオームスとは?由来や治療方法/欠点についても

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「となりのナースエイド」 オームスは架空の医療機器?由来や治療方法/欠点についても

水曜ドラマ『となりのナースエイド』で、「シムネス」というワードが話題になっていましたが…

第4話では、新たに「オームス」というワードが出てきましたね!

医療機器業界で働いている筆者も、「オームス」という名前は初めて聞き…

どんな医療機器?と思っている方も多いのではないでしょうか?

この記事を読んでいる方は、下記のような疑問をお持ちではないでしょうか?

となりのナースエイド」第4話で出てきたオームスとは?
どんな医療機器治療方法は?

この記事を読むことで以下のことがわかります

・「となりのナースエイド」第4話で出てきたオームスの意味
・「となりのナースエイド」オームスの由来
・「となりのナースエイド」オームスの治療方法や欠点

なお、本記事では、オームスを操作できる方のネタバレは含んでおりませんので、ご安心ください(笑)

目次

となりのナースエイド「オームス」とは?架空の医療機器?

第4話では「オームス」という新しいワードが出てきましたね。

オームスとは、火神教授が開発した「シムネス」を完治できる唯一の医療機器(ドラマ内の架空の医療機器)

第2話の最後からドラマに出てきた「シムネス」については、こちらの記事で解説しています↓

5年生存率が0%と、不治の病とされる「シムネス」。

オームスを使えば、侵襲性のある外科手術をせずに、非侵襲的にガンを消滅させることができるのです!

オームスは、黒いコクーンの形をした、一人乗りのVRシュミレーターで、外部から遠隔操作します。

実際の医療現場では、ダヴィンチなどロボット手術が様々な領域で進んでいますが、その先をいく、近未来の医療技術が描かれているようですね!

となりのナースエイド「オームス」の由来は?

オームスの正式名称は、下記の通りです。

Outside Operated Higami cell Machine System

この頭文字をとって、『OOHMS(オームス)』と呼ばれています。

直訳すると「火神細胞外部システム」ですね。

開発した火神教授の名前もしっかり入っています!

となりのナースエイド「オームス」治療方法は?

オームスが不治の病「シムネス」をどのように治療するのか、気になりますよね。

オームスは「火神細胞」を治療に使用します。

「火神細胞」は、がん細胞を食べて小さくする(貪食)能力があります。

火神教授は、外部操作で好きな場所に集中的に火神細胞を集められるよう、火神細胞にミクロサイズのコンピューター回路を組み込んだ「新火神細胞」を開発しました。

オームスを使い、電気刺激などを利用することで、「新火神細胞」をがん細胞で侵された臓器に集中的に集めることができるようになります!

そうすることで、がん細胞の増殖スピードより、「新火神細胞」ががん細胞を貪食するスピードの方が上回り、最終的にがん細胞を消滅させることができるのです。

現実世界では、一般的ながんの治療法として、下記4つが挙げられます。

①手術療法
②化学療法(抗がん剤)
③放射線療法
④免疫療法

①手術療法

外科手術により、がん病巣を切除します。

しかし、今回の「シムネス」は全身にがんが同時多発している疾患なので、すべてを切除することは不可能です。

②化学療法(抗がん剤)

がん治療と言えば、「抗がん剤」をイメージする方も多いのではないでしょうか。

抗がん剤は、内服薬や点滴などで血液中に入り、全身に運ばれるため、全身的ながん治療に効果を発揮します。

基本的にがん細胞の分裂を抑えて、がん細胞を破壊する治療法ですが、正常細胞にもダメージを与えてしまうため、副作用も大きいとされていますね(脱毛、吐き気など)。

また、そもそも特定のがん細胞に反応する薬でないと、効果を発揮しないため、「シムネス」に対応する抗がん剤はない設定なのでしょう。

③放射線療法

放射線をがん病巣に照射し、がん細胞の増殖を抑え、がん細胞を破壊する治療です。

放射線は、細胞分裂を活発に行うがん細胞に対してよく効くのですが、照射するため、あくまで「塊」として存在しているがんに対して有効です。

「シムネス」のような、全身にがんがある状態では、放射線治療は不可能でしょう。

④免疫療法

数年前に開発された、比較的新しい治療法です。

2018年にノーベル医学生理学賞を受賞した、本庶佑教授が開発したオプジーボ(免疫チェックポイント阻害剤)と聞くと、ピンと来る方もいるかもしれませんね。

免疫療法は、本来私たちに備わっている免疫を強めることにより、がん細胞を排除するため、全身での効果が期待できます。

現在、様々な領域のがんで効果があることもわかってきていますが、まだまだ新しい治療法ということもあり、「シムネス」での適応はない設定なのでしょう。

現実世界では、1人1人の状態に応じて、これらの治療法を組み合わせることも多くあります。

また、リアルな脳腫瘍の治療法として、開頭手術をせずに、ガンマ線を病巣部に集中照射できる「ガンマナイフ」という治療法もありますが、「オームス」で物理的に細胞を集中的に集めることができるのは面白い発想ですね!

メスを使うような侵襲性のある手術をすることなく、治療できるのは患者にとっても医師にとっても、メリットですよね♪

となりのナースエイド「オームス」の欠点は?

シムネスを治療できる唯一の機器ですが…1つ重大な欠点があります。

<オームスの重大な欠点>
操縦者が、激しい乗り物酔いになってしまう

オームスの操作者は、席に座ってVRゴーグルを着用します。

VRゴーグルは経験されたことがある人もいるかもしれませんが、私達が知っているVRシュミレーターと大きく異なる点があり…

無重力に感じてしまうそうなのです。

操作を開始すると、上も下もわからない宙に浮かんだような状態で、大量の情報が操作者の脳に降り注ぎます。

その結果、激しい乗り物酔いのような、目まぐるしい回転を感じ、普通の人では数分しか耐えられないレベルのようです。

その中で、医師(操作者)は治療すべき部位を特定し、適切に治療しなければなりません。

第4話の時点では、操作可能な人が存在しませんでした。

これから、このオームスを操作できる方が、今後のストーリーを握る鍵となりそうですね!

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まとめ

『となりのナースエイド』第4話で登場した「オームス」について、意味や由来、治療方法や欠点について紹介しました。

不治の病「シムネス」を唯一治療できる、ドラマ内での架空の医療機器ですが、激しい乗り物酔いを感じるVRシュミレーターのような機器で、現時点で操作できる方がいません。

今後、このオームスを操作できる方が現れると予想できますが、どのような話の展開になっていくのか、これからも目が離せませんね!

まだ第一話からドラマを見ていない方も、2024年2月現在、『となりのナースエイド』はHuluで配信されています。

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