ダイハツ不正補償やリコール返金はある?購入車や中古車はどうする?

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ダイハツ不正問題 補償やリコール返金はある?購入車や中古車はどうする?

2023年12月20日、ダイハツ工業株式会社が車両の安全性を確認する試験で不正行為があったとして、国内外のすべての車種の出荷が停止されました。

衝撃的なニュースで、ダイハツ車に乗っている方は不安に思っている方も多いですよね…

この記事を読んでいる方は、下記のような疑問をお持ちではないでしょうか?

ダイハツ不正問題補償リコール返金対応はある?
今乗っているダイハツ車は大丈夫?

この記事を読むことで以下のことがわかります

・ダイハツ不正問題で補償や返金、リコールはあるか(過去事例も紹介)
・ダイハツ車に乗り続けても大丈夫なのか

目次

ダイハツ不正で補償や返金はある?過去事例も調査!

12月20日時点で、納車済みの車に関しての補償や返金についての対応は、発表されていません。

今回のダイハツ工業の不正問題は、車の購入者や取引会社など、あまりにも影響が大きいことから、対応策を打つまでにも時間がかかることが予測されます。

まずは、不正の原因追求や社内の体制立て直しが優先されることになるでしょう。

ダイハツ車の購入者に向けた、補償や返金対応など、何か新しい情報が入り次第、更新します。

また、参考までに、過去の自動車業界における不正問題とそれに伴う返金や補償の内容について、調査してみました。

三菱自動車の燃費不正問題(2016)

三菱自動車は、燃費測定の初期設定に用いる「走行抵抗値」というデータを恣意的に改ざんし、カタログには正しいデータを用いた場合より、燃費が5~15%よく見せかけていました。

この最も悪質な不正があった軽自動車4車種のユーザーに対しては、10万円が補償されました。

この10万円には、①燃費の偽造で生じたガソリン代の差額、②今後の車検時に発生する税金の増額分、、③お詫び金の3つの要素を含んでいたそうです。

フォルクスワーゲンの排ガス不正問題(2015)

フォルクスワーゲンでは、排ガス検査をクリアするために、エンジンに違法な排ガス処理ソフトウェアを搭載していた不正がアウディとポルシェで発覚し、対象車両はアメリカで55万台以上に及びました。

アメリカの購入客に95億ドル(約1兆円)以上の和解金を支払ったそうです。

和解金には、車両の買い取り費用のほか、買い替えにかかった金額や燃料代の差額などが含まれていました。

日野自動車の排ガスや燃費の認証不正問題(2022)

日野自動車は、中大型のトラックとバスについて、自動車の販売許可にあたる「型式認証」を取得するために実施している、エンジンの排ガス評価試験や燃費試験で不正なデータを国交省に提出していました。

2023年10月、燃費性能に問題があったエンジンを搭載した車両について、燃費補償と重量税補償を開始しました。

燃費性能の補償費用として、約600億円を計上しているそうです。

ダイハツ不正問題でリコールの可能性はある?

ダイハツ「キャスト」トヨタ「ピクシスジョイ」の2車種は、エアバッグに問題点が見つかったようです。

作動後にドアをロックしてしまい、外から乗員救助ができなくなる可能性があるとして、安全性能基準を満たさない恐れがあり、12/20時点でリコールについて国土交通省に報告し、判断を求めている状況とのことです。

こちらも最新情報が入り次第、更新します。

ダイハツ購入車や中古車は乗り続けても大丈夫?

ダイハツ車に乗っている方は、今回のニュースを聞いて「このまま乗り続けて大丈夫なのか?」と、とても不安になりますよね。

これまで問題なく乗ってきた方も多いと思いますが…

結論から言うと「ぶつからなければ大丈夫」ということです。

今回、側面衝突やエアバック等、「衝突試験」で不正が発覚し、主に事故の際の安全性について不正があったと話題になっていますよね。

また、第三者委員会によるその後の調査で、12月20日、新たに25の試験項目で174件の不正が見つかったことが公表されました。

そこでは、「衝突試験」の他に、排ガスや燃費の試験なども含まれていたとのことでした。

ただ現時点では、車が走行する上での安全性には問題はないようです。

すぐに安全性が保証された車に替えてもらえる訳でもないですし、とにかく今は安全運転を心掛けるしかないでしょう。

また、今後も追加で調査が行われたり、補償に関するアナウンスもあるかもしれないので、動向を見守っていきましょう!

まとめ

ダイハツ車の安全性に関する不正問題を受けて、補償や返金、リコールがあるのかについて、紹介しました。

12/20時点では、まだ補償や返金についてのアナウンスはありません。

ダイハツ「キャスト」とトヨタ「ピクシスジョイ」はリコール対象となる可能性もあります。

また、今回の不正は主に事故の際の安全性についてで、車が走行する上での安全性には問題はないとされています。

とはいえ、車に乗っている時点で、誰しも事故を起こしてしまう可能性はあるわけで…

ダイハツ車に乗っている方は、不安で仕方ないと思います。

車は人の命を預かっている以上、今回の不正は決して許されるべきことではありませんが、早く補償やリコールなどの対応策が取られ、安心して運転できるようになってほしいと願います。


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